2024-09-24 週7シャンプー
ネトフリを見ている間にかなり短く髪を切られてしまった。
「松たか子で」。
やや無理な注文だったとは思うが、松たか子というより、高校の柔道部員である。かなり短い。高校生の私だったら、ぜったい号泣しているところだが、いずれ伸びるだろうし、誰の目も気にならないし、還暦越えの私はぜんぜん平気である。
週7でシャンプーする私には、この短さはむしろありがたい。ちゃっちゃと洗ってパッパと乾かすことができる。
週○回というように、頻度を表す日本語を教える時、「1週間に何回髪を洗いますか」と質問して練習させることがある。週7回シャンプーするので毎日と言うのだが、生徒のほとんどが毎日シャンプーしていないと知った時はさすがに驚いた。
自分が毎日洗うからといって、他人も毎日洗うと思い込んでいた自分が怖い。だが1日洗わないだけで、髪が重くなったり、頭皮が痒くなったり、なんとなく臭ったりするような感じがする私は、1週間に1回という答えにはいろいろな質問を投げかけたくなる。
映画「バックトゥザフューチャー」の中で、1950年代の女子高校生(主人公のお母さん)が「今日は髪を洗う日なの」というシーンがあった。シャンプーが今よりも特別な行為だった時代があった。
たしかに小学校の時は、今より低い頻度でシャンプーしていたと思う。同級生の肩にはいつもフケが積もっていたのも記憶に残っている。
いつから毎日シャンプーするようになったのだろうか。朝シャンという言葉が流行ったころから? 薬師丸ひろ子が「チャンリンシャン」とCMしていた時から?
毎日洗っても、傷まないシャンプーになったのは、いつごろなのだろうか。
話は飛ぶが、洗濯機の真ん中にうず高くシャボンの塊が回っていた時代があった。今、洗濯機の中で泡をほとんど見かけない。それをウリにしたCMもあって、花王だったかライオンだったかに、葉書を送ったことがある。「泡がないのにきちんと洗えるの?」。小学生だったと思う。洗剤のサンプルと一緒に、丁寧な返事が送られてきた。回答の内容は覚えていない。
話をシャンプーに戻す。旅先のホテルで使ったシャンプー、コンディショナー、そしてボディーソープが気に入って、同じ商品をお取り寄せした。1点10リットルの業者買いである。一人暮らしだから減らない。あと4〜5年は持つだろう。洗面所に積まれた段ボールの箱が悩ましい。
毎日シャンプーは、続けなければいけないのである。